子供の遊び。海遊びについて。アドラー心理学から

育児について
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毎年夏の時期は海の近くの園舎になり海遊びが主体になる。
そして毎年この海についての話題が出てくる

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海での遊び

遊べる遊べないについては、以前もブログに書いたので今回はネットで見つけた面白い記事を伝えたいと思う

☆☆☆ここから☆☆☆

※「「困り感」とはそのままの意味で日常生活だったり、
授業参加やお友達づくりなど
子ども自身が「困っている」と感じている状態であることを指します

歩くのが難しいAさん
お友達と遊ぶのが難しいBさん
泣き虫なCさん
強がりなDさん
いつもと違う所が不安なEさん

歩くのが難しいAさんは普段は車いすを使っています
海水浴では初めて見る海に大興奮!
「うきわ」を使って沖にどんどん入っていきます
(困り感はありません)

お友達と遊ぶのが難しいBさんはみんなが海に泳ぎに行きましたが
「いってらっしゃーい!」と見送った後
砂浜で一人楽しく大好きな砂のお城づくり。
「ひとりでいる方が楽しいんだ!」
(困り感はありません)

泣き虫なCさん
波打ち際でピチャピチャ足をつけて遊んでいましたが
少し進むと深くなることを知って「怖いよ~」と泣きだしてしまいました
先生は「海は沖に向かって段々深くなる事」「海で泳ぐ時の注意」をお話しました

Cさんは海の正体が分かったのでもう怖くありません。
もともと泳ぎが得意なので波間を泳げるようになりました

強がりなDさんはホントは海がコワイ。
顔に水がかかるだけでドキドキです
だけど強がりだから「海なんかつまんねー」といって遊んでいる他の子のじゃまをし始めてしまいました

先生は
Dさんの気持ちも分からずに「他の子のじゃましちゃダメでしょ!」とDさんに注意してしまいます
「なんでおれだけ・・」
Dさんは海もクラスのお友達も先生のことも嫌になりそうです
(困り感でいっぱいですね)

いつもと違う所が不安なEさん
「海ってなんなの~?!」
「教室で本を読んだりしている方が楽しいよ」といって不安からイライラ

先生は海の良いところを提案
小学校の近くにはいない生き物や花を探して教室に帰った後に本で調べてみようかと提案してみました
Eさんは大好きな本の話を聞いて海の生き物に興味が出てきました

・「困り感」は本人の感じ方であり
能力や障害の有無ではないこと

・「困り感」はあっても周りの人に伝えられたり
周りの人が気付いて支援することで軽減できること

ここで誤解されやすいのは

・海に来たら「泳いで遊ぶのが一番」などと
価値観を押し付けないこと

・「困り感」を伝えてきた子どもに
根性論で「困っている事」を乗り越えさせようとすること
(それは裏を返せば克服できない困り感を持っている子どもを
ありのまま受容していないことになります)

たとえばDさんに顔に水がかかるのを「ちょっとづつなら怖くないよ」などと言って無理強いして水を掛け続ける事です

顔に水がかかる事を克服するより先に「海って楽しい!」と思える体験を一緒に探してあげる
☆☆☆

 

海で遊ばない子供をその子の価値観としてそのままにしておくのもありかもしれませんが、楽しいことが一つでも二つでも増えることで子供の笑顔が増えるならいいですよね。

そして、楽しい子をと見つけ出せるような能力をつけてあげるのも親としての役割かなと感じます。
これは海という環境での話ですね

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