子供を育てるときに否定をせずってことは色々な育児関連の本に載ってます。
その否定を意識するとダメと言えない
注意できないという迷路に僕は迷ったことがあった。
ダメがダメではないってことにたどり着くまでにとても時間がかかりました。
ダメと言われたからと言ってその子を否定しているわけではないんです。
そして、ダメと言われた子も否定されたとは思わないんです。
そんなことはない!!って言われるかもしれませんが、ぼくは実感してます。
否定はもちろん良い印象を与えないと思いますが、
否定すべきところはあくまでも行為
そして、否定しないところは人格です。
この行為と人格を一緒にして叱ってしまうと自己肯定感が下がっていきます。
例えば、片付けが出来なかった子に
「何でいつもおまえは片付けができないんだ!」
このお前という一個人を特定する言い方は人格に訴えている部分かもしれません。
それなら「片付けてないから、片付けて」という行為だけの指摘にすることのほうが良いように思えます。
ここでそんな言い方しても子供は片付けない!と言われます。
でも僕は子育ては結果を求めるものではなく、過程を楽しむことが基本と考えているので、今すぐ、少し先でも結果がでなくても正しいことを言い続けることの大事さが伝わればと思います。
好きにやっていい。何やってもいい
子供が習っている野球体験会でルールの知らない子供たちが体験しにやってきます。
その時に、打ってヒットになることは難しいので、好きにしていいよ、自由に動いていいよ、好きなようにやっていいからね。などと声を掛けますが、
この曖昧な自由さが逆に子供たちは
身動きできなくなるんです。
身動きできなくなるんです。
何をしていいのかわからない所に
何をしてもいいよと言われても
何もできない。
ところが、バットに当たったら一塁に走るんだよ、
バットは投げずにおいて走ってねという簡単なルールを伝えると
子供たちは目一杯バットを振って楽しみだすのです。
バットは投げずにおいて走ってねという簡単なルールを伝えると
子供たちは目一杯バットを振って楽しみだすのです。
ここでさらに腰を回してとか、
膝を曲げてごらんとか
色々と細かくアドバイスすると逆にまた動けなくなります。
膝を曲げてごらんとか
色々と細かくアドバイスすると逆にまた動けなくなります。
この自由とルールの範囲をどう子供が受け取るかってところがポイントのようです。
ルールが全くないと動けない、ルールが多すぎると動けない。
子供たちが自由に動ける範囲を
自分の判断で意識できることが重要であるようです。
子供たちが自由に動ける範囲を
自分の判断で意識できることが重要であるようです。
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