子供の竹のぼり
登れないのは技術だけではない。
一番大事なのは登るぞ!という意欲。登れないのはこの意欲の問題もあるようだ。しかし、保育園でたった一言「途中で降りては絶対ダメ」この一言で子供が変わった。
実際に僕が見た光景を紹介します
保育園の運動会(2015年)がもうすぐはじまります
先日運動会の競技竹のぼりの練習がありました。
みんなで竹のぼり練習
女の子Aキの上る番が来ました。
Aキは途中で登れなくなり、なんとか踏ん張って登ったり
途中からずるずると降りてきたりを繰り返し
なかなか頂上まで登りきれない。
見ていると足が滑って登れない様子。
僕はこれを見て足の汗かな!?
それとも土がついて滑るのかな!?
足を濡らせば登れるのでは!
足の使い方を○○すれば登れそうだな!?
そんなことを考えてた
そんなとき、
この保育園の代表者T川がAキに言った。
『Aちゃん、途中で降りては絶対ダメ、諦めないで登ってごらん』
僕はこれを聴いていて、
足の滑りはどうするのかな?と思ってた。
滑るからそこを直さないと難しそうだなとか、
足の使い方を教えたらとか思ってた
でもT川から出たひと言は『途中で降りては絶対ダメ!!!』
滑って登れないのに降りては
ダメってのはどういう意味だろう???と思ってた。
でもね・・・
結果は違った。
Aキはその一言を聞いてから
登り方が変わった
そして
登り切ったんです。
しっかりと力強く
登り方を教えたわけじゃないんです。
諦めないということを伝えただけ!!
これだけで子供が確実に変わった。
僕はもの凄く印象的でした。
でもね、変わったのはこれだけじゃない!!!
Aキは一度上った後も何度も何度も
この竹のぼりの練習を自ら繰り返し
何度も登り切ったんです。
他の子どもたちが他のことで遊びだしても
一人黙々と片づけるまで練習。
これが『意欲』
ということを見せつけられた感じです。
意欲というところに目を大人が向けることで、
僕の今後の子どもへの注目するところを
変えなければいけないなと感じた今日この頃
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