ずっと考えていたことがあります。
今の保育園に入園する前に読んでおり、とても温かくてほんわかする内容からすぐにファンになった。
それが佐々木正美先生
長男の保育園が変わり育児をさらに深く勉強するようになり、
自立という観点から疑問にぶつかった。
それは
『たっぷりと欲求を満たしてあげることが大事』
この欲求の範囲とか捉え方である。
我が家の長男は現状の保育園に転園する前までずぅ~っと・・・
抱っこ星人
3階に住んでいた頃は3階上がるのにも妻は抱っこ、
買い物籠を片手にだっこ
長女が生まれた時もずっと抱っこ
公園の鬼ごっこも抱っこ
抱っこ
抱っこ
だっこ
だっこ
だっこ
僕はいつの日か長男が抱っこから
自分で降りる時が来るのだろうと思っていたが、
甘かった・・・
ずっと抱っこは続いた。
それから転園し自分の足で歩かせることの大事さとか
自立についての勉強を懇談などを通して行い、
そこで気づいたことが・・・
抱っこだけじゃだめだなと。
でも、佐々木先生の本の内容も納得がいく
(たっぷりと欲求を満たす)
さくらさくらんぼの斎藤公子先生の本の内容も納得がいく
(自立)
重なるところもあるが、肝心のところが重ならない。
そんなモヤモヤをずっと抱えていたがやっと答えがでた。
6年越しくらいで答えがでた。
欲求満たすカテゴリー
抱っこしてほしい欲求
買ってほしい欲求
遊んでほしい欲求
食べたい欲求
様々な欲求がある
仮に抱っこしてほしい欲求を叶えることが出来なかったら、
欲求不満になるのか
それは欲求不満だ。
ただ注意したい、
欲求不満は別の分野で穴埋めが可能なのだ。
つまり、ある規制があったとして、
そこに対する欲求不満があっても
それを補うものがあれば欲求不満は解消されるということ。
必ず抱っこには抱っこで返す必要がない。
その必要性は微塵もないってことだった。
僕は現状の保育園に子供たちを通園させて実践的に実感できている。
子どもたちは一般的な子供とは違い、テレビ、漫画、キャラクター(キティ、ミッキー)スキー、自転車などからは遠ざけられている。
これら欲求不満は違う保育園の子供たちと接する機会に現れる
(親戚や友達の子供など)
その代わり、これらの欲求不満を解消する保育園のイベント回数と質は全てがテレビ番組になるくらいのエンターテイメント性がある。
そして各親の子どもたちに対する育児姿勢には驚く。
ビビる。頭が本当に下がる。
※まとめ
佐々木正美先生の欲求を満たすとは、要求ではなく欲求という部分が大事ということ
要求と欲求は別物。
満たすのは欲求
つまり欲求不満というのは、
あくまでも大きな視野で見なければいけないということ。
目の前のことができなくても、
必ず他でカバーできることがある
子供が信じることが出来れば忍耐を学び、
後々のカバーで信頼を築くことになる。
そして、この欲求を満たした状態から次へのステップに入っていく・・・
続きは明日
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