佐々木正美先生
著書などもたくさんあり、その本の内容はどれもこれも温かいものばかりです。
今回は佐々木正美先生から依存について学びたいと思います
依存させてあげるということが大事とありますが、何でも言うことを聞いて言いなりになるわけではないのです。子供を無条件に受け入れ、その後にああしたほうがいいよ、こうしたほうがいいんだよと伝えていくことなんです。それをせずにあれすれ!これすれ!というと信頼関係が気づけません。
子供の自立を踏まえていくと子供が依存できることが大事になってきますが、この依存を僕は長い時間 勘違いをしていました。
子供の行為には依存と依頼があり依頼心とは自立心がない状態。
十分な依存体験がないと自立ができません。依存できる安心感が非常に大事になっています。
これとは別の依頼心
自立のプロセスを歩んでいない子供の希望や願望を指します。
自立しない子供、反抗ができない子供、自信のない子供は依頼心が強い傾向です。
自信のない子供などは自信がないから初めてすることは伸び伸びとできないのです。
自立を踏まえた依存心が強い子供の場合、
満たされてくると次々に発展的な要求が出てきます。同じことをいつまでも望むことがないのです。
依頼心の強い子供
自立のプロセスが弱いので同じことを何か月も何年も望んできます。
自立ができていないので、自分でできることでも親に頼ったり大人に頼ったりしてしまいます。
依頼をしてくるのです。
一方依存は自分でやってみたが、失敗して自分には無理と感じ親や大人の手を借りてきます。助けを求めたり心のよりどころとして機能してきます。
子どもの言うことを何でも聞いて、言いなりになる必要は全くなく、そこを言いなりになって何でも言うことを聞いていると子供は自立に向けた依存心をつくことができず、自分でできるけど人にやってもらう依頼心や自分にはできないと自己評価を下げた気持ちからの依頼心を育てることになります。子供たちが社会に出るための大事なステップとして自立を作る必要なことが依存心を育てることになります。
それが社会で自分でやってみて(自立)それでも難しかったり無理と判断をして誰かにお願いしたり、行った行為の失敗を癒す場所や相手として依存が機能します
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