佐々木正美先生の本は読んでいるととても暖かくなります。
子供はたくさん依存させることがいいというのはよく目にします。
この依存という言葉が受け取り方が人それぞれのところがあるように思えますね。
依存というのは、子供の欲求を叶えるというところです。
その叶え方の捉え方が間違うと方向性がズレてしまうような気がします。
叶え方として、ゆったり存分に受け入れてあげてから、
『こうするといいよ、ああするといいよ』と伝えていくのがいいようです。
しっかりと依存させているかどうかを見極めるには、
結果的に自立していく状態になるので、
子供の様子を見て判断できるかもしれません。
これに反して依頼心というのがあります。
依頼心とは自立心がないことをいうようです。
依頼心が強いと反抗できない子になったり、
自信のない子になったりするようです。
依存心と正反対のことである依頼心は、
自立のプロセスをちゃんと歩んでいない子供の希望であり願望のことのようです。
依存は相手に対する信頼感の豊かな期待の表れのようです。
依存してくると要求は発展的になってくるのに対し、
依頼は同じことを何か月も何年も望んできます。
結局のところ、佐々木正美先生も自立ということを重要視しているように思えます。
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