アドラー心理学が面白い
北海道から子育てこんにちわ
アドラー心理学は実は育児としての気づきも多いのです。
そんなアドラー心理学から得た知識をご紹介。
内容的には子供の行動の理由がわかるようになります。
・なぜ散らかし続けるのか
・イヤイヤがすごい
・なぜ駄々をこねるのか
・なぜ何度も言わないと出来ないのか⁉
こういった子供の子育てあるあるの意味がわかります。
子供のことは親である私が一番理解しているから、必要ないっ!
こんな事言われそうですが、物の見方として新しい角度で見ることができること
さらには意外に気づかなかった点に気づくことができます。
そういった意味で非常に子育てに役に立つ本です
子供のやることに関心を持たず自分に関心を持つと、子供のやることが迷惑になる
信頼
信頼→見返りを求めず信じる
例)受験勉強をしないで遊んでいても信頼している場合は口出さずに待つ
信頼関係
信頼は親が先に、より多くすることが大事
不適切な行動の前後を注目
原因は解決にならない、目的に着目
原因(なぜやったか)
目的(何がしたいか)
この原因を調べるよりも目的を考えることが非常に大事。
子育てにおいて常々原因に目を向けてしまうところですが、
目的は何なのか!?に焦点を合わせていくと
別の角度で子どもたちの行動を見ることができます。
それは目的を知ることで行動の理由がわかり、子どもたちへの導き方が変わってきます。そして子どもたちに対して共感を感じ取りやすくなります。
途中で中断させる
好奇心旺盛な子を押さえつけの育児をすると多動性、衝動性、注意欠陥になりやすい。
ここは非常に注意すべきところ。
さっさとご飯食べなさいとか、早くこっち来なさい、もうご飯だから片付けなさい。
これらは一般的な言葉として日常で横行していますが、この好奇心旺盛のな時期にいる子が意欲的に取り組んでいる事を制止して、こちらに無理矢理引き込んでしまうことによる弊害は想像以上のものかもしれません。
これらには注意の仕方も大事であり、否定的な言葉や乱暴な注意になると精神的なショックを受けやすくなると感じてます。
注意の仕方として
子供に対して怒りをぶつけるのではなく、怒りの根底にある一次感情(心配不安落胆)を伝える。
我々は親である前に一人の人間であるので当然ながら感情があります。だからうっかりと、ぶつける必要のない感情をぶつけてしまうことがあるのです。
このぶつける必要のない感情は、ぶつけられた子供にとっては迷惑な話でしかありません。
ここで言う感情をぶつけるとは、子供の仕草や結果に対して怒りの感情をぶつけてしまうことに対してをいいます。
自己肯定感
お手伝い、貢献感、自己肯定を育てる
お手伝いは仕事としての第一歩であり、自分だけのことから他者に対しての関わり合いの行動になるため非常に重要。
自分の力が人の役に立つことをお手伝いを通して学び、人が生きている日常をお手伝いを通して人と人の役割により成り立っていることを実感してもらうことになります。
さらにお手伝いは子供が自分一人で行い達成することで自分の力が他者に対して役に立つことを実感する非常に重要なイベント
お手伝いを無理強いすると逆効果
お手伝いの内容は話し合い。
やりたくないお手伝いを無理にさせる必要もなく、年齢に合わせた内容にしたくても子供が拒否するならそれは当然として受け入れる。
子供にも拒否権はある
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アドラー心理学は自己啓発的な形で世の中に広まっていますが、育児書としても実はたくさんあるんです。
他の育児書との違いは、〇〇をすると子供が〇〇になるとか、
〇〇遊びを取り入れるなどのやり方が書かれているわけではありません。
子供との向き合い方として書かれていることが多いです。
この子供との向き合い方を知ることで、どんな環境下においてもどんな状況下においても自分なりの方向性をしっかりと見出して子どもたちと接することが出来るようになります。
つまり、自然の中で育てようが、都会のど真ん中で子育てしようが、そういったことは関係なしに子育てに対しての考えを教えてくれる内容になってます
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