人前や緊張で固まったり動けない
それは親の期待に答えることが出来ないと子供が感じている行動。
我が家の次男は現在(2018年)年少4歳児です。
わんぱくで叫びまわっている次男ですが、
2歳くらいの時は保育園のリズムに出れないときがありました。
今の様子をみると『本当ぉぉぉ???』なんてところですが、
実際に椅子から動かずにリズムに参加しないところがあり、
保育士からの助言で家庭での接し方を改めて見直し、
そこからは元気いっぱいにリズムに参加し楽しむようになりました。
みんなの前に出ての発表など注目されるような現状になったりすると、途端にしり込みしてしまったり悲しくなってしまう。
こんな場面を度々目にすると次男や長女の時の小さい時を思い出します。
この注目を浴びるときに悲しくなったり涙したり声を発せなくなる現象には、ある現象が絡んでいるようです。
それは・・・
親の期待に応えることができないと感じるとき。
全てがこれに必ず当てはまるとは言いませんが、
こういった心理が裏にあるということは念頭に置いておきたいです。
こんなことを聞くと
・親としてそんなプレッシャー掛けているつもりないとか
・親としてそんな風に接したことはない
こんな声も多々聞こえてくるのですが、子供に対して例えば注意したり叱ることが多いと当然子供自身は自分のやっていることに自信を無くしてきます。
これは何かの発表や課題だけではなくて、
日常生活が中心です。
大部分が日常の生活で自信を形成していくもの!と断言できるくらいです。
叱ることが少ない親
日常的に叱ることは少ない、全くない。
むしろ手助けの方が多いとか、きつい言い方はしてない。
そんな声も聴きます。
でも大勢の注目が集まるところでは、話せないとか悲しくなったりするとか。
これもハッキリ言えるのが親の期待に応えられないと感じていると言えます。
なぜなら、普段から手助けされているということが、
子供に対してのあるメッセージを伝えていることになるからです。
それはどんなメッセージなのか
『あなたには無理ね!』
衝撃ですが、これは親として受け止めないといけない事実のようです。
手助けする!とは、子供には出来ないから、アドバイスするってことは子供が出来てないから。
100%できてるなら助言はいらない。
手助けの必要もない
子供は根拠なき自身の塊
つまり自信の塊で存在しているものに対して、自信を削ってしまうことになるんです。
では!どうするんだよ。(# ゚Д゚)
ってなりますよね。
手助けしないと失敗したり、気持ちが沈んでしまうことがあるんだよ。
親だから助けてあげないといけないんだよ!
なんて言われてしまいます。
それでも見守る意味は大きい
人は失敗の上に成り立ち、
歯を食いしばった経験も必ず後で人生の糧になる。
もうこれしかありません。
失敗の上に人生があり、失敗も経験のうちである。
失敗の経験が少ないと失敗を恐れてしまう。
つまり失敗が怖い。
だからこそ期待に応えられない場面では途端に一歩が踏み込めなくなるんです。
ただ一概に言えないところがあります。
失敗に対して叱られ続け、何やっても怒られるなら
結果に対しては成功を求めず、
違う形で成功を求める行動をとる。
叱られ続けることが日常と感じ、注目を得ることを日常と感じていることから、何かしらの注目を得ようとする行動を起こします。
結果を出すのは叱られ、指示され続けたことで自分で結果を出すことを困難と感じ、そのため結果を出し成功を獲得して注目を得ることを諦め、違う形の成功で目を向けてもらえる行動を目的とするようになります。
例えばアホな行動で注目を得ようとする。
ダメとわかっていることをあえてする。
これは結果に対して求めることはなく、注目だけを目的とした行動に思えます。
注目されることが目的なので、どんな形であれ注目されれば本人の中では成功となります。
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