お昼寝
寝る子が良くて、寝ない子がダメという判断ではありません。
要は方向性の問題なんです
園によってお昼寝をするところ
お昼寝しないところ様々です。
家庭によっても様々な場合があります。
子供の意思を尊重してなどいろいろな考えがありますが、
このお昼寝について。
お昼寝、または午睡などともいわれますが、これによる身体への効果などはここでは省きます。
お昼寝をする園などに通う場合に
お昼寝をしない家庭での休日の過ごし方と
お昼寝をする園での平日の過ごし方について
この昼寝をするしないが
家庭と園で別々の生活をしているのであれば、
結論を先に述べるのであれば
分けない方がいい。
それは家庭での顔と園での顔という
二つの世界を
子供に感じさせることになるからです。
二つの世界
家では○○は良いけど・・園ではダメ。
こういったことが二つの世界を子供の中に形成させることになり、
それぞれの場所や相手によって変える顔やポジションを作ろうとします。
その身そのまま
世界が二つあっても別にそれで問題ないじゃないか!
子供たちが一人一人ありのままの状態で駆け巡ってほしいこの世界で、
ありのままではなく
○○の顔、△の顔という世界を分ける
必要性がないってことなんです!!
別々の顔を持つことで本来発揮できるものが
遠慮されて発揮できなかったり、
相手を見ながらの行動をしたり、
または自分の世界を守るために
異常にに固執する部分がでてきたり、
様々な面を見せてきます。
家庭外の世界
実際に家庭にいる時は親として気づきもしませんが、
これが一歩外に出て
外の世界と触れ合っているときに
ハッキリと表れています。
親が居ないところでの社会性が
空間によって顕著に出ているようです。
つまり、昼寝をするしないというのは、子供の意思の尊重で寝たり寝なかったりという判断の結果として子供には良い影響は逆に期待できないことになります。
寝ない子をどう寝かせるのか⁉
ここが最大の課題になってきます。
結論から言いますと
寝ないときは寝ない。
しょうがない。
ええええええええええええええ!
無責任な答えに思われますが、
結果というのはこれまでやってきた過程により出てきたものが結果になります。
つまり、積み重ねてやってきたものが
変わってないのに結果だけ変えようとすることは無理。
寝る習慣をつけていないのに、
その日に限って寝て!寝なさい。
なんて伝えたり強要することが無理なんです。
過程を変える
寝ないならそのまま放置か??
結果を変えるには、それまでの過程を変えていくしかありません。
つまり寝ないから今後も昼寝しないではなく、
今日はダメでも明日から昼寝できるように、
来週からは昼寝できるように
日常、または休日の接し方を変えていく必要性があるのです。
寝るのを押し付けるのは・・・
子供がかわいそう・・・
これは無理やり寝れない状態に対して怒りを込めて
「寝なさい!」となると感情の押し付けなのですが、
寝る前に押し付ける必要がない状態に持っていくことことが一番大事になります。
このやり方は様々な保育園で何通りもありますが、
寝るまでの過程に重きを置き、
遊び疲れるくらいの遊び、
寝るまでの心を落ち着かせる時間、
時間通りの昼食。
こういったことを一定リズムとして子供の身体に伝えていかなければいけません。
この過程を得ずに昼寝をさせようとしても難しく、
ましてやこの過程を得てないからこそ
子供自身が昼寝をしようとしないわけです。
昼寝を子供の意思の尊重という観点で見た時に大事にしたいのは、
寝るまでの過程
寝ることのメリットをもっとたくさん知ってもらうことは僕としてはうれしく思います。
食べ物に拘る家庭が多く、
食育という言葉がありますが、
実は昼寝も食育と同じように身体にとってはとても大事な部分になるようです。
ちなみに、子供の昼寝までの過程を楽しくて遊び疲れるくらい遊ぶってことになると、想像以上に僕としては難しく、そんな時に同じ園に通っている他のお父さんお母さんに何度も助けてもらったことが記憶にあります。
子育は自分だけでするのではなく、地域全体を通して子供一人を育て上げるくらいの感覚が良いと感じますね。
銭函駅前にてゲストハウス「難陀ハウス(NANADA HOUSE)」にて常駐してます。
何時でも遊びに来てくださいね。
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